アメリカの健康保険

フィジー珊瑚礁で切ったお尻が見事に腫れ上がったので皮膚科にいかざるをえなくなったのが3週間前。
麻酔して膿嚢をふたつほど摘出、その後、抗生物質とローションをもらい、週に4回はブリーチバス(漂白剤のお風呂)に入るようにアドバイスをうけた。保険証を見せると病院で支払った診療費はたった20ドルだったのだが、あとで結局$450の追加請求があった。アメリカの健康保険はちょっとした怪我や病気は自己責任の範囲内であり、入院が必要になったり大病を患ったりしたときにしか保険を入っている意味はないようだ。このシステムのもとでは、貧乏な人ほど相対的な医療費の負担が大きくなり、結果として病院にいかなくなってしまう。
ブリーチバスの頻度は今では二度に減って随分とよくなってきた。日本で通っていた皮膚科は間違いなくやぶ医者だったな。ニュージーランドでは3年間医者に用はなかったのに、アメリカにきて早々皮膚科のお世話になるとは。